(水柱) 5 kPa 10 kPa 13 kPa
(水銀柱) 70 kPa 130 kPa 170 kPa
STR-H型液柱型圧力標準器は、高精度微圧(差圧)測定用のマノメーターとして開発されました。ガラス管の内径がΦ14と太いことにより、汚れ等の影響を最小限にし、安定した測定が出来ます。圧力値の読み取りは、カーソル部の拡大レンズにより基線を用いてメニスカスの設定をし、1/20(一部1/10)の副尺を使用して視差なく読み取ることが出来ます。
また、液槽内の温度計(水銀柱は支柱部分に設置)など正しい圧力値の測定に必要な機構を装備し、特に水柱の微圧測定(差圧測定)に適した製品です。使用液は水、水銀、アルコール、油などの液で使用出来る様に接続部は全てSUS304を使用しています。
広範囲な圧力測定を行うことが出来る標準的な製品として多分野で使用されています。尚、本器使用に際しては手動加減圧ポンプ(V1型・V2型)等の空気源が必要です。
(水柱) 10 kPa 15 kPa (水銀柱) 105 kPa 200 kPa
電動真空ポンプ内蔵
P3EV型液柱型圧力標準器(正圧力・負圧力両用)は、STD型液柱型圧力標準器との組み合わせで、電動真空ポンプを内蔵タイプと内蔵していないタイプの2種類があります。
圧力値の設定は、圧力コントローラーに設置してある手動加減圧ポンプ、モニター圧力計、正圧力・負圧力の切換弁を使用し容易に圧力測定が出来ます。
尚、手動加減圧ポンプでの正圧力測定は、200 kPa で負圧力測定では、約 -90 kPa まで圧力値の設定が可能です。電動真空ポンプ内蔵タイプの場合、高真空の負圧力測定が出来、微調整は手動加減圧ポンプで測定圧力の設定を行います。